プロジェクト変更の経緯

2021.4.18



<プロジェクト変更前>

⦿コンセプト


「モノの物流」から「データの物流」に変わる新しい時代へ。


⦿プロジェクト


  • 自動車整備工場の現場で感じた「部品輸送の手間」を省くために3D技術を提案
  • PCと3Dプリンタを連携させることで自動車部品を自ら製造


  •  あくまでゼミで製作しようとしたのは上記システムのプロトタイプだったが、道用先生にプロジェクト内容の相談を行ったところ、さまざまな問題点があった。



    なお、現在はさまざまなメーカーが「3Dプリンタに適した車」を作っている真っ只中であり、3Dプリンタが車に合わせるのではなく、車が3Dプリンタ適合しようとしているのではないかと感じ、自分のプロジェクトを実行するのは難しいと判断した。


    日本にファブラボを導入した田中浩也氏の著書、「SFを実現する」には、「『実験場』として町工場が次なる役割を担っていくことが、いま日本で望まれる方向性のひとつだと考えています。」とあった。私は「両親が経営している自動車整備工場にゼミで学んだことを導入したい」とプロジェクト変更前から変わらず考えていたが、この本を読んで、その気持ちがますます強くなった。


    以上より、これからは「町工場×3Dプリンタ技術」をコンセプトに、さまざまな町工場から話を伺いながら、細かいプロジェクト内容を固めていきたい。


    糸見 啓介